
受賞者
山田 五郎(やまだ ごろう)
編集者・評論家
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【プロフィール】 1958年12月5日、東京都生まれ。上智大学文学部卒業後、講談社に入社し、『Hot-Dog PRESS』編集長などを経て2004年に独立。美術・時計・街づくりに関する執筆・講演活動を続け、『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)はじめTV番組にも出演。美術を解説するYouTube『山田五郎 大人の教養講座』はチャンネル登録者数72万人(2025年7月現在)。著書に『めちゃくちゃわかるよ!印象派』(ダイヤモンド社)、『闇の西洋絵画史』全10巻(創土社)、『機械式時計大全』(講談社)など。 |
授賞理由
美術を対話的に掘り下げるインターネット番組「山田五郎 オトナの教養講座」の斬新さ、おもしろさに対して
伊丹十三賞選考委員会
受賞者コメント
伊丹十三さんは、私たちの世代にとってまさに“モノンクル”。言葉やデザインや映像で思いを表現して人に伝えることの素晴らしさを楽しく教え、あんな大人になりたいと憧れさせてくれた素敵なおじさんでした。そんな恩人のご尊名を掲げた賞を思いがけず頂戴する栄誉に浴し、驚愕と恐縮に震えております。もはやおじさんならぬおじいちゃんの歳になり、大病と闘う中でのこの受賞は、まだまだ生きて伊丹十三が教えてくれたことを少しでも後代に伝えていけという、最高の励ましとなりました。宮本信子館長と選考委員の皆様に、心から感謝いたします。